6月19日の0歳児とお母さんの共育ち講座は、諏訪市図書館の司書さんをお招きして、絵本の選び方や楽しみ方をお話していただいたり、おすすめの絵本の紹介や読み聞かせをしていただき、たくさんの絵本に出会うことができました。
赤ちゃんは、本を本として楽しめるようになる準備段階。「お話を読み聞かせる」というより、「絵本を介して親子で遊ぶ」ぐらいのスタンスで十分だとお話してくださいました。
お母さん達には、事前に絵本の読み聞かせについてのアンケートを取り、読み聞かせで困っていることや、お悩みを聞いていたので、司書さんにはそれについてお答えいただきました。
♥絵本を口に入れてしまうんです…⇒乳幼児用のボードブックは口に入れても安全な染料が使われているので、なめたり嚙んでも大丈夫!気になる場合は、叱ったり絵本を遠ざけるのではなく、「おいしくないよ~」「だいじだいじね」など声をかけてあげてくださいね。
♥ページをどんどんめくってしまいます…⇒その感覚が楽しいから。途中で飽きちゃったらそこでストップしても大丈夫!本文を全部読まなくてもOK!「ねこさんかわいいね」「おいしそう」など本文にない言葉がけをしたり、絵本の節回しや歌に合わせて体を動かしたりするのも楽しいですよ。
♥同じ本ばかりになってしまいます…⇒お気に入りの絵本に出会えたら素敵なこと!繰り返し読んであげてください。ただ…「もう1回」が繰り返されて寝つかない場合などは、「〇回読んだらねんねしようね」と最初に約束するといいですよ。
などなど…。「本はこうでなくちゃ」「本はこうしてあげるべき」と思うことより、今は親子のコミュニケーションの一つとして、楽しさを一緒に感じて、絵本に触れあっていってほしいとお話してくださいました。
絵本の読み聞かせでは、赤ちゃんたちも絵本をよく見ていましたよ。
司書さんのお話の後は、事前にお願いして持参してもらった、お母さんや赤ちゃんのお気に入りの1冊を紹介していただきました。「出産祝いでいただきました」「この絵本を読むと赤ちゃんが笑います」「自分が子どもの時に親が買ってくれた絵本です」 などなど…素敵なエピソードが聞けて、お母さんたちに読み聞かせもしていただき、とっても幸せな時間になりました♡
次回第4回共育ち講座は、7月3日『七夕会&おしゃべり会』です。